JRA京都記念(G2)「ハンター」パフォーマプロミス今回も? 気がかりなのは「初」の……
有馬記念では57キロで14着に惨敗しているが、レベルの高いG1戦だったので論外でいい。条件戦では57キロの経験が5回ある。【1・0・1・3】と、1000万下特別を勝ったことがあるが他の4戦は負けている。そして、G2戦での57キロは今回が初となる。58キロだった宝塚記念のレース後、藤原調教師も戸崎圭太騎手も斤量を敗因の1つに挙げていたのも気になる。
パフォーマプロミスはステイゴールド産駒らしく大型馬ではない。450キロ程度の馬体重で戦ってきた。馬体重のない馬がすべて斤量泣きするとは限らないが、57キロがこたえてしまう可能性はある。もちろん、問題なく克服できる可能性もある。走ってみなければわからないというのが結論だ。しかし、58キロは厳しいかもしれないが57キロならば、デキの良さと騎手の手綱さばきでカバーできる範疇だろう。
鞍上は先週の東京新聞杯(G3)をインディチャンプで優勝した福永祐一騎手。今週も気合が入っているはず。本追い切りは福永騎手が跨がり栗東・CWで単走馬なり、6F83秒5-1F12秒4という時計。福永騎手は「馬場に出た時からやる気が出ていました。単走で伸び伸びと走っていた。少し力のいる馬場でも血統的には問題ないだろう」とコメント。調子は良さそうだ。
パフォーマプロミスはこの京都記念が今年の始動戦。今年もG2ハンターとしての元気な走りを見せてほしい。