JRA共同通信杯(G3)アドマイヤマーズに逆らえない!? 関係者情報から選んだ「4頭」
その2歳王者に続く「○」にはダノンキングリー(美浦・萩原清厩舎)を推したい。
父ディープインパクト、母マイグッドネス、母父ストームキャットという、ディープインパクトの黄金配合で生まれたダノンキングリー。
新馬戦を快勝し、続くひいらぎ賞(500万下・芝1600m)では中団から徐々にポジションをあげ、最後の直線で上がり最速35.5秒の末脚を披露し、優勝。2着に3馬身半差をつけて快勝してみせた。
「ダノンキングリーの最終追いは、主戦の戸崎圭太騎手を背に3頭併せ。全体的なリズムも良く、馬なりのまま5ハロン66秒3、ラスト11秒7を記録しています。戸崎騎手は『手応えが良かった。前走より良くなっている』と好感触を得ていたようです。
今回はこれまでよりも距離が延びるため、『前走のような脚を使えるか鍵』と戸崎騎手は語っています。切れ味鋭い末脚を武器に上位進出を果たしてもらいたいですね」(美浦関係者)
「▲」はフォッサマグナ(美浦・藤沢和雄厩舎)だ。
フォッサマグナはデビュー戦で出遅れたものの、徐々に外から進出。最後の直線で先行勢を捉えると、そこからはノーステッキで突き抜けて勝利。上がり最速33.7秒の末脚で、後にきさらぎ賞で3着に入るランスオブプラーナに2馬身半差をつけて快勝している。
「フォッサマグナの父ウォーフロントは、日本では馴染みが薄いですが、英G1・2勝のデクラレーションオブウォー、タタソールズゴールドCを制したランカスターボンバーなどを輩出している名種牡馬です。日本でもこれから注目されるはずですよ。
最終追い切りは美浦ウッドで3頭併せ。フォッサマグナは最ウチで、中にフラットレー、外にラボーナで行われました。稽古では弾むような動きを見せて、5ハロン68秒0-ラスト12秒4を記録しています。少頭数で競馬はしやすいはずですので、次に繋がる走りを見せてもらいたいです」(競馬記者)