【ダイヤモンドS(G3)展望】JRA超長距離王戦! 大本命ユーキャンスマイルに襲いかかる「良血馬」
史上唯一の日米オークス馬シーザリオ産駒の良血馬グローブシアター(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)はここで改めて存在感を示したい。
2年前のホープフルS(当時G2)で3着に入り、クラシックでの好走も期待されていたグローブシアター。だが、続く弥生賞(G2)で8着と惨敗。その後も1000万下を勝ち上がることができず、クラシックへの出走は叶わなかった。
翌年は白川特別(1000万下)、降級戦の三田特別(1000万下)と2400m戦で2連勝。暮れには比叡S(1600万下・芝2200m)を勝ち、ついにOPクラスに仲間入りを果たした。
そして、前走の万葉Sで初となる3000m戦に挑戦するとステイヤーの才能が開花。最後の直線で上がり最速タイを記録する末脚で追い上げ、ユーキャンスマイルとクビ差の3着。豊富なスタミナを持っていることを知らしめた。
重賞挑戦は約2年ぶり。ここで重賞初勝利を飾ることができるだろうか。
ウインテンダネス(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は、昨年の9番人気ながら目黒記念(G2・芝2500m)で重賞初制覇を達成し、波乱を巻き起こした。
だが、その後は京都大賞典(G2)6着、アルゼンチン共和国杯(G2)4着、そしてジャパンC(G1)では8着に終わる。今年は日経新春杯(G2)から始動するも11着。結果を残せないでいる。
今回が3000m以上のレースに初挑戦。長距離戦でついにその才能が花開く!?