JRAダノンプレミアム金鯱賞(G2)「回避」の可能性……? 約1年ぶり復帰間近も「スロー調整」に心配の声続々
一体、いつエンジンが掛かるのか……。
無敗の2歳王者として、昨年の日本ダービー(G1)でも1番人気に推されたダノンプレミアム(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)。
挫跖で皐月賞(G1)を回避して順調さを欠き、ダービーでは生涯初の敗戦を喫したが、あれから約9カ月。3月10日の金鯱賞(G2)で、ついに戦列復帰を果たすことが競馬ファンの間で大きな話題になっている。
果たして、あの強さは健在なのか――。古馬を相手にJRA賞を受賞したアーモンドアイやルヴァンスレーヴを筆頭に「黄金世代」と呼ばれている今年の4歳馬。
だが、昨年3月の弥生賞(G2)で後のダービー馬ワグネリアンを”子ども扱い”して完勝した際、誰もが「ダノンプレミアムこそが世代No,1」と信じて疑わなかった。そんな「未知の大器」が復帰するとあって、今年の金鯱賞は早くからファンの熱い視線を集めている。
だが、どうやら肝心のダノンプレミアムを心配する声が聞かれ始めているようだ。