JRAアーモンドアイ「ドバイターフ」に香港調教師ガックリ? 「レベルが違う」香港史上最強マイル王から逃亡も、今度は日本最強女王に……
17日、昨年の香港マイル(G1)で日本のヴィブロスやペルシアンナイト、モズアスコットらを破って連覇を飾った「香港最強マイラー」ビューティージェネレーション(セン6歳、港・J.ムーア厩舎)がクイーンズシルバージュビリーC(G1)に出走し、7連勝を達成。
春の安田記念(G1)参戦が噂される”大物”が、G1通算6勝目を上げた。
この日、単勝1.2倍の断然人気に応えたビューティージェネレーション。地元紙によると主戦のZ.パートン騎手からは「ゲートを出てからの50mでゲームオーバー(勝利を確信)だった」というコメントが飛び出すほど、余裕の完勝劇だったようだ。
また陣営は「チャンピオンズマイル(G1)後に馬の状態を見てから」と、安田記念参戦のプランを改めて公言。日本のマイラーたちにとって強大な敵となりそうだ。
その一方で、同日に行われた香港ゴールドカップ(G1)で2着したサザンレジェンド(セン6歳、港・C.ファウンズ厩舎)もまた、昨年の香港マイルでヴィブロスとクビ差の3着だった強豪馬だ。
昨年にはシンガポールのクランジマイル(G1)を勝つなど世界的な実績を持つマイラーだが、香港マイルではビューティージェネレーションに何度も完敗を喫するなど、香港最強マイラーに”たじたじ”といった様子……。
本馬を管理するC.ファウンズ調教師も「私たちはビューティージェネレーションを避けなければいけない」と、この春はライバルが目指すチャンピオンズマイルや安田記念への出走を見送ることを明言。潔く”白旗”を上げ、1800mのドバイターフ(G1)を目標にするようだ。
しかし、そんな苦悩の陣営に新たな問題が降りかかっている。