武豊「やる気なし」シェーングランツにガックリ!? チューリップ賞（G2）屈辱の”独走”に終わった最終追い切りの裏にある2年前の「大失態」
編集部
桜花賞まで4戦無敗の2歳女王として駒を進めたソウルスターリングだったが、桜花賞では本来の伸びを欠いて3着……。
レース後、藤沢調教師は「美浦と阪神の往復が3度目だったことも影響したかもしれない。G1だから、ちょっとのことが、大きな結果の違いになる」と、阪神JF、チューリップ賞、そして桜花賞と3度連続の関西遠征を強いられる関東馬の難しさを語っている。
「今年のシェーングランツは、そのソウルスターリングの妹です。今回の一見、やる気のなさそうな最終追い切りの裏には、陣営の『2年前と同じ轍を踏まない』という強い決意が滲み出ているのかもしれません。
ただ、中山のモズスーパーフレアを”蹴って”まで、阪神のシェーングランツに乗りに来た武豊騎手にとっては、ガックリかもしれませんね」（同）
「スムーズな競馬で、今後へ向けていいスタートを切ることができれば」と語った藤沢調教師。異例の”単走”に終わったシェーングランツは師の、そして武豊騎手の思いに応えることができるだろうか。