【金鯱賞(G2)展望】武豊エアウィンザーがJRA・G1馬5頭と激突! 「復活」ダノンプレミアムにも注目!
同馬を管理する中内田充正調教師と鞍上予定の川田騎手は今年も絶好調だ。調教師として騎手としてデビューする前から交流のあった気心の知れたタッグ。2日に行われたチューリップ賞(G2)をダノンファンタジーで制し、桜花賞(G1)に王手をかけた。昨秋以来、結果を出し続けている強い4歳世代だが、この馬こそ世代ナンバーワンであることを証明しなければならない。
昨年、エリザベス女王杯(G1、芝2200メートル)で悲願のG1初制覇を遂げたのがリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)。春の目標は香港のクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル)。香港ヴァーズ(G1、芝2000メートル)で5度目の銀メダルになってしまった雪辱を果たすためには、ここで勝ち切っておきたい。
栗東の名門池江泰寿厩舎からはペルシアンナイト(牡5歳)とアルアイン(牡5歳)が出走予定。ペルシアンナイトは昨年、大阪杯の前哨戦として選択した中山記念で5着だったが、本番の大阪杯は2着。ステップレースに弱い傾向があるので、今年も大阪杯でこそ狙うべきなのかもしれない。アルアインは2017年の皐月賞優勝以来レースを勝てていないが常に好走している。今年は勝ち星を上げたい。
エリザベス女王杯馬モズカッチャン(牝5歳、栗東・鮫島一歩厩舎)は昨年、大きく崩れていないものの強い存在感を示せなかった。今回は和田竜二騎手とのコンビが復活する。新生モズカッチャンの走りに期待しよう。