【中山牝馬S(G3)展望】アーモンドアイの影に隠れた4歳世代が主役!? 春の女王決定戦への前哨戦を制するのは?
一昨年のヴィクトリアマイル(G1)を制しているアドマイヤリード(牝6、栗東・須貝厩舎)には実績No.1としての意地がある。前走の中山金杯(G3)では牡馬相手に56kgの斤量を背負っての4着と力があるところは示した。2走前にはディセンバーS(OP)で勝利をあげているように今回のコースへの適性は十分。さらに牝馬限定戦に変わる今回は久しぶりの重賞制覇のチャンスとなるだろう。ここを最後に引退することが発表されており現役最後のレースを有終の美で飾ることはできるだろうか。
このほかでは愛知杯(G3)で初めての重賞制覇を達成したワンブレスアウェイ(牝6、美浦・古賀厩舎)や3着だったランドネ(牝4、栗東・角居厩舎)、4着だったウラヌスチャーム(牝4、美浦・斎藤厩舎)の愛知杯(G3)出走組に注目したい。
人気馬がなかなか勝てずに波乱となることが多い中山牝馬S(G3)だが、今年もその波乱傾向は続くのだろうか。人気を集めそうな4歳馬は今年に入り絶好調となっているだけに、ジンクスを破ることができるかもしれない。注目のレースは9日(土)の15時45分に中山競馬場で発走予定だ。