JRA「G1ダノン4連勝」可能性!? 「ダノックス」の正体と有力馬それぞれの「低くない障壁」
そう、今年の春を彩るG1競走4連戦のすべてで「ダノン」の冠名馬が有力馬としてあがっているのだ。
馬主は「ダノックス」。その根幹は、日本最大級のSI企業「オービック」代表取締役会長兼社長の野田順弘氏だ。妻の野田みづき氏も競走馬オーナーで「ミッキー」の冠名は多くの競馬ファンが知るところだろう。
「ダノンシャンティ、ダノンシャーク、ダノンプラチナなど、JRAのG1や重賞をコンスタントに勝利している大物馬主。高額馬もよく落札して話題を集めていますが、昨年から今年にかけて所有馬が大ブレイクしていますね。
ダノンプレミアム、ダノンファンタジーが代表格ですが、『川田将雅騎乗』『中内田厩舎所属』というのが『必勝パターン』として確立されつつあります。騎手、厩舎も絶好調ですし、オーナーもその勢いに乗っている印象です」(競馬誌記者)
他にもきさらぎ賞を制したダノンチェイサーがNHKマイルCに出走するなど、有力馬ずらりの「ダノックス」。川田騎手、中内田厩舎との「連携」で、G1荒稼ぎも決して非現実的な話ではない。
ただ、そこはやはりG1。そうそう簡単なものではない。