「武豊→浜中俊」エアウィンザー鞍上は「エージェント内囲い込み」? 「3番手騎手」に復権チャンス
10日に中京競馬場で行われた金鯱賞(G2・芝2000メートル)で3着に終わったエアウィンザー(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)。次走に予定している大阪杯(G1・芝2000m)で浜中俊騎手とコンビを組むことがわかった。
4連勝でG1馬5頭が集った金鯱賞に挑戦したエアウィンザー。約2年ぶりに武豊騎手とコンビを結成したこともあり、戦前から高い人気を集めていた。レースではダノンプレミアムをぴったりマーク。最後の直線にかけたが、あっという間に抜け出したダノンプレミアムに追いつけず、さらに外から強襲してきたリスグラシューにも差し切られてしまった。
「武豊騎手はレース後、『勝ち馬と2着馬は強すぎるよね』とライバルの強さに脱帽。ですが、『G1級のメンバーが相手でもやれるのがわかった』と収穫があったことを明かしています。
本来ならば、大阪杯でも手綱を握りたかったはず。ですが、その開催週に武豊騎手はマテラスカイでドバイのゴールデンシャヒーン(G1)に参戦予定。先約を無下にすることもできず、泣く泣く浜中騎手に譲る形になったようです」(競馬記者)
武豊騎手の”代打”を務めることになった浜中騎手。エアウィンザーとは昨年のカシオペアS(OP)以来のコンビ再結成となる。