「武豊→浜中俊」エアウィンザー鞍上は「エージェント内囲い込み」? 「3番手騎手」に復権チャンス
「武豊騎手は今年から騎乗仲介者を変更。C.ルメール騎手、浜中騎手と同じ豊沢信夫氏と契約を結んでいます。浜中騎手に鞍上が回ってきたのは、同じエージェント内で馬を回す、いわゆる『囲い込み』のおかげだと思います。
武豊騎手から鞍上を任された浜中騎手は昨年、平場で66勝をあげたものの2008年以来10年ぶりに重賞未勝利に終わるなど低迷。それに伴って馬質も低下傾向にあります。その浜中騎手にとってエアウィンザーで挑む大阪杯は久々に訪れたチャンスです。ここで結果を残し、今後の巻き返しのきっかけにしたいと考えているはず。期待したいですね」(競馬誌ライター)
武豊騎手が加入したことで浜中騎手はグループの序列No.3に落ちたと言われる。ここで踏ん張らなくては、さらなる窮地に陥ってしまうこともありえるだろう。
浜中騎手は2012年には24歳という若さでリーディングを獲得。高い実力と人気を誇り、”武豊騎手の後継者”としての地位を確立しつつあった。だが、今では浜中騎手をそのように呼ぶ人はほとんどいない。浜中騎手は復権することができるのか。そのきっかけを、エアウィンザーに騎乗する大阪杯で掴んでもらいたい。