【高松宮記念(G1)展望】武豊モズスーパーフレアVS龍王2世ダノンスマッシュ! 藤田菜七子「復活」スノードラゴンにも注目!!
ダノンスマッシュに待ったをかけたいのが牝馬陣。その筆頭がモズスーパーフレア(牝4歳、栗東・音無秀孝厩舎)。昨年9月、中山のセプテンバーS(1600万下、芝1200メートル)を3歳馬ながら1分7秒0という高速時計で逃げ切り、一躍注目された。スプリンターズSを楽勝できるタイムだ。
今年は中山のスプリント戦、カーバンクルS(オープン)を勝つとオーシャンS(G3)で重賞初制覇。ただし、中京実績【0・0・0・2】、中2週のローテ【0・0・1・2】と不安要素もある。しかし、騎乗予定は武豊騎手。フェブラリーS(G1)のインティは初のワンターン競馬、距離不足などを指摘されたが見事逃げ切った。正確無比な体内時計を信頼したい。勝てば50歳初のG1制覇となる。
スプリントG1戦で歯がゆいレースが続くのがレッツゴードンキ(牝7歳、栗東・梅田智之厩舎)とナックビーナス(牝6歳、美浦・杉浦宏昭厩舎)の熟女組。レッツゴードンキは高松宮記念で2着が2回、スプリンターズSで2着が1回。ナックビーナスは昨年の高松宮記念3着、スプリント重賞ではほぼ馬券圏内に好走。両頭ともスプリントG1の勲章が欲しいところ。もちろん、馬券の対象からは外せない。
昨秋のスプリンターズSで2着だったのがラブカンプー(牝4歳、栗東・森田直行厩舎)。ところが今年は2戦して18着、16着と惨敗。能力はあるだけに中間の気配に注意したい。一昨年の高松宮記念を優勝したセイウンコウセイ(牡6歳、美浦・上原博之厩舎)もこのところ2桁着順が続く。立て直して巻き返したい。