JRA高松宮記念「美浦有力情報」藤田菜七子スノードラゴンに意外な「声」が……
今年の高松宮記念では、藤田菜七子騎手が騎乗するということもあり異例の注目を集めている古豪スノードラゴン(牡11歳、美浦・高木登厩舎)。
14年のスプリンターズS(G1)で13番人気ながら大金星をあげた同馬。だが、続いて向かった香港スプリント(G1)を8着で終えると、そこから脚部不安で1年以上も戦列から離れることになってしまった。
復帰戦となった16年3月のオーシャンS(G3)こそ3着と健闘したものの、同年の高松宮記念(G1)は7着。その後、北海道スプリントカップ(G3)で3年連続3着、17年のカペラS(G3)で2着などもあったものの、勝利からは遠ざかっている。
「今回は藤田菜七子騎手が初騎乗。スタッフは『彼女は当たりが柔らかく、流れに乗せるのが上手。何の心配もしていません』と全幅の信頼を寄せていました。
最近はトモに疲れが出やすいので、角馬場でほぐしてから坂路を上がっています。今回も同じパターンで通常のメニューをこなしていましたが、追い切りは抑えるのを苦労するくらいパワフルな動きで、歩様に硬さも見られません。高木調教師も『万全の態勢で出走できる』と話していましたよ」(美浦担当記者B)
ここがラストランとも言われているスノードラゴン。菜七子騎手とのコンビで有終の美を飾ることができるだろうか。