桜花賞(G1)武豊「逆転不可能ではない」大本命ダノンファンタジーに挑戦状!? 天才が「本音」で語ったシェーングランツの真実
「確かにチューリップ賞は、直前の追い切りでも併せ馬にまったく追いつけずに終わるなど、シェーングランツ自身の”ヤル気”に疑問符を付けざるを得ませんでした。レースでは、その辺りの気難しさが出てしまった印象ですね。
ただ、敗因が精神面とはっきりしていることで、武豊騎手も『本気を出した走りじゃなかったし、そんなに大負けしたわけではない。まだ全然チャンスはあると思ってますけどね、僕は』と、あくまで強気な感じでしたよ」(競馬ライター)
課題が「精神面」ということは当然、管理する藤沢和雄調教師の手腕が重要になる。武豊騎手も番組内で「藤沢先生ですから、やれることは全部やってくるでしょうね。そこも期待ですね」と調教師界のレジェンドに大きな期待を寄せているようだ。
奇しくも武豊騎手が最後に桜花賞を制したのは、藤沢調教師が管理するダンスインザムード。武豊騎手も「いっしょに勝ちたいなという気持ちはありますね」と意気込みを語っている。
1989年、平成最初の桜花賞は若かりし武豊騎手がシャダイカグラで制した。あれから31年。「レジェンド」と呼ばれるようになった天才が、あの時のような”マジック”を見せるのだろうか。