JRA天皇賞・春(G1)【1週前追い切り】エタリオウ「迷走」の予感!?「相変わらず真面目に走らない」試行錯誤も……
1月の日経新春杯(G2)を勝ったグローリーヴェイズ(牡4歳、美浦・尾関和人厩舎)は、昨年5着だった菊花賞のリベンジを狙う。
美浦のウッドで1週前追い切りを行ったグローリーヴェイズは6ハロン82.1秒、ラスト12.5秒を記録。併せ馬こそ併入だったが、尾関調教師が「相手も動く馬だし、頑張って動いてくれた」と評価した通り、充実した動きを見せた。だが、「まだ体に重いところもある」とのことで、本番までのどこまで絞れるのかがポイントになりそうだ。
また、ここに来て俄然色気付いてきたのが、クリンチャー(牡5歳、栗東・宮本博厩舎)だ。
栗東のCウッドで1週前追い切りを行ったクリンチャーは6ハロン81.7秒、ラスト11.7秒。昨年は凱旋門賞(G1)に挑戦するなど結果が出ていない状況が続いているが、宮本調教師は「(日経賞を)使って格段に良くなっている」と、あくまで強気。ここにきて、再び躍動感を取り戻しつつあるようだ。
思えば昨年の3着馬。シャケトラが離脱し、混戦模様となっただけに復活が見られるかもしれない。