【安田記念(G1)展望】JRA最強の「激突」アーモンドアイVSダノンプレミアム、「2019年最重要」大一番の幕が開く!
もちろん、マイル戦は負け知らずの3戦3勝。サウジアラビアRC(G3)では2番手から抜け出して、秋にマイルCS(G1)を制することになるステルヴィオに1馬身3/4差をつけた。朝日杯FS(G1)では再びステルヴィオに3馬身半差をつける圧勝。前走のマイラーズC(G2)もほぼ持ったままで楽勝した。
ダノンプレミアムの鞍上は川田将雅騎手。オークスのリリーノーブル、秋華賞のミッキーチャーム、ジャパンCのキセキ。昨年、アーモンドアイの2着を3回経験した。実戦でアーモンドアイの強さを知り尽くした男。今回も戦法に迷いはないだろう。先行抜け出しでアーモンドアイを突き放すだけだ。
伏兵はどの馬か。4歳馬から見ていこう。東京新聞杯(G3、芝1600メートル)で期待されていた素質が開花したのがインディチャンプ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)。勝ちタイム1分:31秒9は速かった。マイラーズCは4着と崩れてしまったが、再度の東京コースで見直しが必要。
ステルヴィオ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)は昨秋のマイルCSの覇者。鞍上は初来日で旋風を巻き起こしているD.レーン騎手。どんな騎乗をするのか楽しみだ。タワーオブロンドン(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)は京王杯SC(芝1400メートル)で重賞3勝目を上げた。ただし、マイル戦に若干の不安を残す。