JRAアーモンドアイ「熱」「ルメール落胆」とノーザンの「本音」。サートゥル&ブラスト敗戦で狂った「リズム」
大本命だったサートゥルナーリアが4着に敗れただけならよかったが、その後の目黒記念ではブラストワンピースが惨敗。この2頭は「凱旋門賞挑戦」という青写真があったノーザン系クラブ馬だっただけに、この敗戦はその意気込みをトーンダウンさせるには十分な結果といえる。
ノーザン系といえば、強豪馬のレースの「使い分け」が今やトレンドの一つといえるが、日本ダービー、目黒記念でその「弊害」をさらしてしまった部分もあるだろう。挑戦するにふさわしい存在だったアーモンドアイを回避させた「甲斐」がまったくなかったといえる。
絶対的存在に変わりはないが、ノーザン系のリズムが少々狂い始めたのは間違いなさそうだ。アーモンドアイもその影響を受けるような結果になってしまうのか……心配ではある。