JRA新馬「ディープ×米最強牝馬」がついに舞い降りる! 有力馬続々のデビューを一挙紹介
8月11日(日)新潟競馬場第6R 2歳新馬(芝1600メートル)
藤沢厩舎からは、サンクテュエール(牝2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)もスタンバイ。新馬戦Vを目差す。
父ディープインパクト、母はバレリーナS(米G1)など重賞を5勝したヒルダズパッション、母父はカナディアンフロンティア。半兄にはアメリカで芝とダート両方のG1競走を勝利するなど目覚ましい活躍を見せるヨシダがいる。
6月の上旬にゲート試験をパスすると、ノーザンファーム天栄へ。7月10日に帰厩すると、カトゥルスフェリスと同様に稽古を積んできた。31日は坂路で併せ馬を行い、4F55秒3、ラスト12秒8を記録。派手さはないものの、軽やかな動きを見せている。
全兄のジークカイザー、ヴェルテアシャフトは、期待は大きかったものの苦戦が続く。3度目の正直ではないが、サンクテュエールにはその身に流れる血の価値を改めて証明する活躍が期待される。
対抗はロードアルビオン(牡2歳、栗東・藤原英昭厩舎)だろう。
父ロードカナロア、母キャサリンオブアラゴン、母父ホーリーローマンエンペラーという血統。半姉にはJRAで4勝をあげたメイズオブオナーがいる。
Monevassia3 x 2、さらにKingmamboも3 x 2という濃い血を持つが、これが吉と出るか凶と出るか……。戸崎圭太騎手を背に勝利を狙う。