JRA府中牝馬S(G2)プリモシーン黄信号!? 関係者情報キーワード「復活」の3連単2点!
「▲」には復活が期待されるソウルスターリング(牝5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)を指名した。
2年前のオークス馬だが、それ以後は昨年のクイーンS(G3)での3着はあったものの、期待を裏切る凡走に終始。長期スランプから脱出の糸口をつかめないでいる。
「前走のヴィクトリアMはハイペースに泣きましたね。ですが鞍上を務めた武豊騎手も『復調の兆しはありました』と語るなど、状態は上向いているようです。それだけに、左前肢跛行でエプソムC(G3)の出走が取り消されたのは残念でした。
最終追い切りは坂路で4F48秒9、ラスト13.1秒を記録。管理する藤沢調教師は『少し掛かったようで時計が速くなった』と語ったものの、『この辺は休み明けの影響』と特に悪い印象はないようです。左回りは苦にしていませんし、『ここをステップにして秋シーズンはいいところを』と願っていました」(美浦関係者A)
最後「△」はダノングレース(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。
今年に入って条件戦を2連勝してOP入り。古馬になってからの重賞初戦となる福島牝馬S(G3)では3着と好走してみせた。だが、前走のクイーンS(G3)では一転し、14着。ここでの巻き返しが期待される。
「最終追い切りは三浦皇成騎手を背に単走。南WCコースで5F66秒7、ラスト11秒8を記録しています。三浦騎手も好感触だったみたいです。
前走は最後の直線でバテた馬に進路を塞がれたため、不完全燃焼に終わりました。今回は広い東京競馬場なので、前走のようなことは起こらないでしょう。比較的小柄ですが、国枝調教師は『非常にいいバネをしている、重賞を取れる器だと思います』と強気でした」(美浦関係者B)
今回の買い目は下記とする
1着、ラッキーライラック、クロコスミア
↓
2着、ラッキーライラック、クロコスミア
3着、ソウルスターリング、ダノングレース
1着2着表裏の3連単4点で勝負。下位人気の馬の上位進出を期待したい。
(文=ブロディN)