JRA天皇賞・秋(G1)頂上決戦!アーモンドアイVSサートゥルナーリア、勝つのはどっちだ?究極の徹底検証でわかった衝撃の事実!
■馬主
直接競走馬の能力に影響はないものの、オーナーである馬主が持つ運や勢いも捨てたものではない。アーモンドアイの馬主はクラブ馬主のシルクレーシング。そしてサートゥルナーリアの馬主もクラブ馬主のキャロットファーム。どちらもノーザンファーム系クラブ馬主であり、ここ数年のG1レースを勝ちまくっている。この両馬主の成績も比較してみよう。
・2019年の重賞成績
シルクレーシング = 56戦 7勝 勝率12.5%(2019年 G1 1勝 東京4勝)
キャロットファーム= 83戦12勝 勝率14.4%(2019年 G1 2勝 東京0勝)
・東京芝コース実績
シルクレーシング = [13.10.15.35] 勝率17.8%・連対率31.5.%
キャロットファーム= [14.10.9.50] 勝率16.9.%・連対率28.9.%
〇アーモンドアイ
×サートゥルナーリア
ともに素晴らしい成績だが、特筆すべきはシルクレーシングだ。今年重賞7勝のうち4勝が東京コースでのもの。さらに東京コースでの勝率、連対率ともにキャロットファームを上回っている。全競馬場の中でもっとも勝利数が多く、クラブとして東京コースに力を入れていることが分かる。キャロットファームも高いレベルにあるが、シルクレーシングとの比較では分が悪いといっていいだろう。
■結論
以上の要素を踏まえて比較すると以下のようになる。
アーモンドアイ ○○○○×○×○
サートゥルナーリア ×××○○×○×
やはり古馬の壁は厚く、最強牝馬アーモンドアイの優位は動かない。豪華メンバーが揃ったこの天皇賞(秋)。アーモンドアイとサートゥルナーリアの二強対決はアーモンドアイに軍配が上がりそうだ。