JRA日本「世界からの孤立」に現場から疑問の声続々……ジャパンC(G1)「外国馬ゼロ」を招いたのは超高速馬場だけではない
実際に現役最強馬アーモンドアイを管理していることで有名な国枝栄調教師などは、以前から米国などで導入されているゲートボーイ(馬のゲート入りを手助けするスタッフ)の導入を提唱している。現在の日本競馬はゲート入りもレースの一部として考えられており、公正確保から必要最低限の対応だけに終始しているのが現状だ。
「JRAからすれば、レース中継を行う各局との兼ね合いもあり、とにかく時間通りにレースが行われることを最優先している節があります。海外では馬優先主義というか、例えば馬がゲートに入りたがらなければ、かなり長い時間待つことも厭いませんが、日本はプログラムの都合もあって、とにかく急かしますよね。
実際に、強引なやり方でゲートに入れられた馬が、余計に興奮して大きく出遅れることもありますし、現場からも現状に否定的な意見が聞かれることも珍しくないです。それもルールと言われれば、それまでですが……」(別の記者)
JRAは2013年、審議や降着に関するルールを国際基準と照らし合わせ大幅に変更。6年経った今でも度重なる議論を呼んでいるが「日本が世界と足並みをそろえる」という主張には、一定の正当性がある。
しかし、ならばこそ「世界」を見習うべき点は、他にも数多くありそうだ。このままでは、自ら進んで“孤立”の道を歩んだと認識されても仕方ないはずだ。