【神戸新聞杯(G2)展望】ラスト一冠・菊花賞(G1)に向けて世代を牽引する『BIG5』のサトノダイヤモンドとエアスピネルが激突!
ただ、最後に「いい時は、もっとはじける」とも語っており、そこはさすがにトライアル仕様。今週の追い切りで、どこまで調子を上げてくるのか注目だ。
対する皐月賞、日本ダービーと共に4着だったエアスピネル(牡3歳、栗東・笹田厩舎)は、もうこれ以上サトノダイヤモンドに先着を許すわけにはいかないだろう。ここでライバルを叩いて、ディーマジェスティらが待つ本番に弾みを付けたいところだ。
1週前追い切りでは、こちらも栗東のウッドコースで3頭併せ。最後は半馬身遅れたものの、6ハロンを81.1、最後の1ハロンを12.6秒でまとめた。
阪神外回りコースは、昨年の朝日杯FS(G1)のゴール前でリオンディーズの強襲に遭い、G1初制覇を寸でのところで逃して以来のコース。今回もリオンディーズに匹敵する末脚を持つサトノダイヤモンドが相手だが、鞍上の武豊騎手がどういった作戦を練ってくるのか。本番の流れにも影響する、重要なレースになりそうだ。
そのエアスピネルを追い切りで負かしたのが、同厩のレッドエルディスト(牡3歳、栗東・笹田厩舎)だ。