凱旋門賞馬ファウンドも登場する英国競馬の祭典・英チャンピオンズデー。その見どころの紹介
ブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス(芝2400m)
凱旋門賞でも有力馬の1頭として名前の上がった3歳牝馬のセヴンスヘヴン。オブライエン厩舎にR.ムーアのコンビだ。今年のヨークシャーオークスをファウンド相手に圧勝しているが、ここは2カ月振りの1戦となる。
KPMGエンタープライズS(G3)を勝って4連勝中のジューコワがライバルだ。G1の勝利はないものの侮れない。2走前のアレッジドSでは2着にサクセスデイズを、3着にファウンドを従えて勝利している。
他には昨年の2着馬で2連勝中のジャーニー、今年の英愛オークス共に2着だったアーキテクチャ、前走オペラ賞(G1)を勝ってG1を2連勝中のスピーディボーディングなど。
ブリティッシュ・チャンピオンズ・スプリントステークス(芝1200m)
短距離は群雄割拠だが、クワイエットリフレクション(牝3歳)が本命か。9戦7勝という素晴らしい成績で、今年のコモンウェルズカップ(G1)を勝ち、前走はスプリントカップ(G1)を大雨の中力強く抜け出して1馬身3/4差勝ち。
3歳牡馬では10月になって復帰したシャラー。2歳戦はモルニ賞、ミドルパークSとG1連勝を含む6戦5勝で終えた。怪我のため春は棒に振ったが、復帰戦となった今月のベンゴーS(G3)を勝利し6連勝で復帰戦を飾っている。
他にも今年の春のアスコットのダイヤモンドジュビリーS(G1)を勝ったトワイライトサン、ナンソープS(G1)を2年連続勝利しているメッカズエンジェル、去年の4着馬でスプリントカップ2着だったザティンマンなど。
賞金額も上がり、秋の大きなイベントとして確立している秋のアスコットミーティング。海外競馬の馬券発売も開始され、海外の大きなレースを押さえておくだけで楽しみも増えるというもの。是非注目してもらいたいイベントだ。