JRA日本ダービー(G1)コントレイルと並ぶ「鉄板級」軸馬発見!? “ヒモ荒れ”は人気薄「激走穴馬」がカギ! 激アツ強力現場情報をもとに高額配当を狙う!
31日、東京競馬場で競馬の祭典・日本ダービー(G1)が開催される。過去10年で1番人気が勝率30%、複勝率70%の好相性を誇る一方で、昨年は12番人気ロジャーバローズ、一昨年は16番人気コズミックフォースが馬券に絡むように荒れるレースでもある。今回、「強力現場ネタ」から日本ダービーをハナビ杉崎が攻略する。
まず「◎」はコントレイル(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。
皐月賞は予期せぬ後方の位置取りとなったが、それをものともせず豪快な大外一気で勝利した。東京コースは東スポ杯2歳S(G3)で5馬身差の勝利、さらに2歳レコードのおまけ付きという圧巻のパフォーマンスを見せた舞台。無敗の皐月賞馬は外せない。
「皐月賞は厳しい競馬になりましたが、それでもあの勝ちっぷりですから底知れない強さですね。母系に短距離要素がありますが、牧場サイドと厩舎の努力でクリアできています。これまでの競馬でわかるように根本的な能力が違うので、普通に走ってくれば結果は付いてくるでしょう」(厩舎関係者)
「唯一不安要素を挙げるとすれば、距離延長ですね。それでも、福永祐一騎手は『前進気勢が強くなって折り合いに苦労するようになると思っていたが、むしろ操作性が高くなっている。距離が延びても大丈夫』と話しています。そうなれば、死角なしといっても過言ではないですね」(競馬記者)
かつて福永騎手はワールドエース、エピファネイア、リアルスティールなどの有力馬でダービーに挑むも、ことごとく「ダービーの壁」に跳ね返されてきた。だが、一昨年にワグネリアンでダービージョッキーとなった今なら、全幅の信頼を置けるだろう。
次に「〇」はダーリントンホール(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)だ。
共同通信杯(G3)を制したダーリントンホールにとって、東京へのコース替わりは好材料だろう。前走の皐月賞はスタートで後手を踏み、思い通りの競馬はできなかったが6着に入ったあたりは素質の高さを感じられる。また、陣営の自信も気になるところだ。
「前走は出遅れた影響でこれまでとは違う後方からの競馬。さらに4コーナーでは外に振られましたが、それでも6着まで来たのだから大したものです。今回は馬体の張りもあり、活気があって前回とはデキが違います。現時点での最高の仕上げなので、一発があって不思議ないですよ」(厩舎関係者)
鞍上のM.デムーロ騎手は今年すでにG1・2勝と、大舞台での勝負強さが際立っている。不完全燃焼に終わった皐月賞のリベンジをダービーで果たすかもしれない。