JRA川田将雅デュードヴァンに死角あり! レパードS(G3)の傾向と現在の新潟は真逆!? 条件一致のアノ馬から爆穴で万馬券を狙う
レパードSとしては差しが決まる傾向にあるが、今年の新潟のダート1800mは7月と8月で9鞍が行われたが、勝ち馬はすべて4コーナーの位置取りが3番手以内だった馬だった。ライトウォーリアの先行力は、現在のこの傾向に合致している。
前々で競馬が出来るだけに展開も味方になりそうだ。時計の出やすいダートの重馬場だったとはいえ、前走のインディアトロフィー(2勝クラス)の勝ち時計1分50秒0は出走メンバー中で最速なのは魅力だ。
「▲」はラインベック(牡3、栗東・友道康夫厩舎)とした。
父ディープインパクト、母アパパネだけに、血統的な期待からクラシック路線を歩むことになった馬だが、芝では力不足を露呈してしまった。むしろ見どころがあったのは、初ダートだった前走の西脇特別(2勝クラス)の勝利だ。
すんなりと先手を奪うとゴールまで脚色は衰えず、素質馬ミステリオーソの追撃を振り切った。また、安定して先行できるセンスとスピードも持っているだけに、今回も積極策から粘り込みを図りたい。
「△」はケンシンコウ(牡3、美浦・小西和男厩舎)でどうか。
かつて甲斐の虎・武田信玄公に由来するシンゲンという馬が、2009年の新潟大賞典(G3)を優勝したこともあったが、ケンシンコウはライバルといわれた越後の龍・上杉謙信公に由来する馬名の持ち主である。
ダート1800mの勝利実績もあり、ユニコーンSでも3着に入ったように力をつけている。2着だったデュードヴァンに人気が集中するようなら、この馬を狙ってみる手もありそうだ。