戸崎VSルメールによる熾烈なリーディングジョッキー争い。エージェントも絡む「最強タッグ戦」の鍵を握るのはやはり社台グループか。


 しかしルメールも社台グループによる強力なバックアップが見込めるのは間違いない。日曜は8頭の騎乗のうち7頭が社台グループの生産馬。2着3回にとどまったものの騎乗馬の質は高く、おそらく今週以降はさらに良質の馬が集まってくるだろう。

 今週日曜は京都競馬場でマイルチャンピオンシップ(G1)が行われるが、ルメールはイスラボニータ、戸崎はフィエロに騎乗予定。当日どれほどの有力馬を集めることができるか、エージェントの手腕が試されるのは間違いない。

 特に注目はノーザンファームや社台ファームなど社台グループの生産馬。より良質な馬に騎乗するのはルメールか戸崎か、今週の内容で社台グループがどちらを優先するのか見えてくるはず。そしてその内容次第でリーディング争いの結末も見えてくるだろう。リーディングジョッキー争いはエージェントの争いでもあるのだ。

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