JRAジャパンC(G1)「◎」コントレイルも、「3強並び立たず」で馬券は一工夫必要!? 「激アツ情報」が導き出した3冠馬対決に割って入る「穴馬」とは
「△」はユーキャンスマイル(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。
友道厩舎3頭出しからはこの馬を狙いたい。G1でも必ず掲示板に名を連ねる堅実な走りは魅力的。前走のアルゼンチン共和国杯(G2)は1番人気ながら4着に敗れたが、度外視していいかもしれない。
「前走は斤量も堪えたと思いますが、1番は通ったコースですね。道中は距離ロスをなくしてくれましたが、肝心の直線ではいいところに出せず、ずっと悪い内を走らされてしまいました。岩田康誠騎手も上がってくるなり『すまん。うまく乗れなかった。外の馬にブロックされて外まで行けなかった』と反省していました。器用さとスタミナは備えているので、消耗戦になれば出番はありますよ」(厩舎関係者)
岩田康騎手は2012年にジェンティルドンナでオルフェーヴルを破ったジョッキーである。今回は3頭の3冠馬相手にどのような騎乗を見せるのか楽しみにしたい。
「☆」はキセキ(牡6歳、栗東・角居勝彦厩舎)だ。
今年の始動戦・阪神大賞典(G2)で大出遅れをしたときは今後が不安に思われたが、しっかりと立て直してきている。宝塚記念(G1)で2着、京都大賞典(G2)で2着、天皇賞・秋(G1)で5着と勝ちきれないレースが続いているが、3着以内は十分に狙えるのではないだろうか。
「前走は好スタートを切って好位からの競馬でした。直線に向いて早めに追い出したものの、トップスピードの違いで置かれてしまいましたね。距離延長はプラスとなりそうですし、今の馬場状態を考えると、超不良馬場の菊花賞(G1)を制したこの馬に向きそうに思いますよ」(競馬記者)
アーモンドアイのレコードタイムはキセキなしには語れない。2年前に見せた走りを再びすることが出来れば、3強に割って入ってもおかしくないはずだ。
買い目は以下の通り。
単勝 [6]
3連複 フォーメーション 6点
[4,13]-[2,5,6]-[2,5,6]
メインはコントレイルの単勝で勝負。また、“3強並び立たず”を信じ、ユーキャンスマイルかキセキのどちらが割って入ると考えた3連複を押さえておきたい。
(文=ハナビ杉崎)