JRAフェブラリーS(G1)レッドルゼル&川田将雅は「買い」か「消し」か? 最重要データと関係者証言で導かれた結論は……
■関係者のコメントは?
最後に過去に安田隆調教師とレースに騎乗した騎手が、レッドルゼルの距離について触れたコメントをまとめよう。
2019年10月21日 三峰山特別(ダート1300m)1着
「1300メートルという条件はいいと思っていました」(北村友一騎手)
2019年11月23日 銀嶺S(ダート1400m)2着
「(前走の1300mから)クラスが上がって距離が延びるのがどうか」(安田隆調教師)
「最後も止まってはいませんよ」(北村友一騎手)
2020年1月5日 門松S(ダート1200m)2着
「(前走の1400mから)距離短縮はプラス」(安田調教師)
「1200mだったので、道中で力まずに流れに乗ることができました」(北村友一騎手)
安田隆調教師は最近のコメントで「やってみなければわからない」とマイル適性について触れているが、過去のコメントから距離は1200~1300mがベストの印象。力まずに走れるか、折り合いがつくか、最後で前走のような脚が使えるか、そのあたりが大きなポイントになりそうだ。
以上、レッドルゼルの東京ダート1600mの適性について検証してみた。結論を言えばプラス要素があまりなく、現時点ではマイルのスペシャリスト相手には割引が必要。少なくとも1着を望むのは厳しそうである。
3連単や馬単、WIN5で同馬の1着がなくなれば配当妙味も高くなるので、思い切って「消し」もありだ。