JRA M.デムーロ「いいこと聞きました」フェブラリーS(G1)ヘリオスとの初コンビに強力アシスト!? 凱旋門賞(G1)の“恩返し”が勝負のカギ
そのなかで、過去に弟クリスチャンがヘリオスに騎乗していたことを知ったM.デムーロ騎手は「そうなの!? 知らなかった! いいこと聞きました。ちょっと聞いてみよ(笑)。覚えてるといいな」と語った。
もし、弟から強力なアドバイスがあれば、初騎乗とはいえ心配が払拭されるのではないだろうか。
また、デムーロ兄弟の絆で思い出されるのが昨年の凱旋門賞(G1)である。
ソットサスで初の凱旋門賞制覇を達成したC.デムーロ騎手だが、当初は僚馬のラービアーに騎乗予定だった。それを聞いた兄は「ソットサスのほうが強いと思う」と助言したようだ。
騎乗馬選択の背景にはソットサスの調子が上がらないことが理由にあった。だが、調整過程で調子が戻ったことにより、ラービアーからソットサスへ騎乗馬を変更。これが功を奏してC.デムーロ騎手は凱旋門賞を優勝した。ソットサスの体調が決め手だったとはいえ、兄の言葉も影響していたかもしれない。
弟の凱旋門賞制覇に貢献したとも言えるM.デムーロ騎手。次は弟から恩返しを受けることができるだろうか。