【チューリップ賞(G3)展望】2歳女王ソウルスターリングと巻き返しを図るリスグラシューの「2強」が再び激突!シンハライト妹の参戦で桜花賞を占う!
ディープインパクト産駒の姉に対して、こちらはダイワメジャー産駒とタイプが異なるだろうが、その分こちらの方がマイルに特化している可能性が高い。
新馬戦を快勝して挑んだエルフィンS(OP)では、単勝1.7倍に推されながらも敗戦。まずまずのスタートを切ったものの、約3カ月ぶりのレースに掛かり気味のミリッサ。ルメール騎手もなだめるために手綱を引かざるを得ず、ズルズルと最後方へ。チグハグな競馬ながらも、最後の直線では上がり最速の33.9秒の脚を駆使して3着だった。
まだまだ荒削りだが、一度使われて変わってくれば面白い存在。今週から復帰する福永祐一騎手の手綱捌きにも注目だ。
他にもエルフィンSでミリッサに先着したアドマイヤローザ、紅梅Sで2着のエントリーチケットなど、まだ見限るのが早い伏兵陣も虎視眈々。3着以内に桜花賞の優先出走権が与えられるため、弱気になる理由は何一つない。
昨年はシンハライトとジュエラーによる本番さながらの叩き合いに、その年のクラシックの行く末が垣間見えたチューリップ賞。実力馬同士の熱戦が期待される今年は3月4日(土)の15時35分に発走予定だ。