女王ソウルスターリングはチューリップ賞(G3)からすでにアウト!? 無敗の”天才少女”に潜む、大きな「死角」とは


 そんなアパパネを除くと1991年に阪神3歳牝馬S(現・阪神JF)が牝馬限定レースとして確立されてから、関東馬としてチューリップ賞から始動したのは1996年のメジロドーベルのみ。

 そのメジロドーベルはオークス、秋華賞の2冠馬と世代間で極めて高い能力の持ち主だったが、チューリップ賞は3着、桜花賞も2着と共に敗れている。

 ソウルスターリングは、それ以来の連続遠征に挑む関東馬となる。現時点でのスケールは過去の2歳女王達と比較しても指折りの存在だが、「正攻法」で挑む関東馬にとっては決して小さな”死角”ではないといえるだろう。
(監修=永谷 研(美浦担当))

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