【名古屋大賞典(G3)展望】武豊&アウォーディーの圧勝劇から1年。ダート界の「新星」川崎記念(G1)覇者オールブラッシュが登場!
昨年まではオープンクラスの壁に苦しんでいたが、今年に入ると東海S(G2)で12番人気の低評価を覆して2着に好走。続く、アルデバランSを1馬身1/4差で完勝し、その大駆けがフロックでなかったことを証明している。好位からの競馬が板についてきた今ならチャンス十分。M.デムーロ騎手とのコンビで一発を狙う。
迎え撃つ地方馬では、地元で無敵を誇っているカツゲキキトキト(牡4歳、愛知・錦見勇夫厩舎)は要注意の存在だ。
昨年の年頭までは一介の地方馬だったが、2月から怒涛の7連勝。東海ダービーも制して名古屋競馬の王者に上り詰めた。そのまま名古屋代表として参加したジャパンダートダービー(G1)でも6着健闘。他にも昨年の名古屋グランプリ(G2)で3着するなど、中央馬と互角の戦いを繰り広げている。
他にもJRA勢からは1月のポルックスS(OP)を勝ったドリームキラリも賛成しており、伏兵陣にも勢いがあるメンバーが集った。
今年はこのレースから昨年のアウォーディーのように、ダート界の頂点へ駆け上がる馬が出てくるのだろうか。注目の名古屋大賞典は30日(木)の16時20分の発走予定だ。