アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「その一件をきっかけに、近藤氏は目に見えて社台系の優れた馬を手にする機会が減りました。例えば、アドマイヤ軍団を代表するアドマイヤドン、アドマイヤベガの超良血兄弟は、セールではなく事前の庭先取引で近藤氏が社台グループから買い取った馬。
しかし、近年はそういった近藤氏を”特別待遇”する動きが影を潜め、他の馬主と同様に社台の良血馬をセリで買うしかなくなったというわけです」(同)
今年の3歳馬も冒頭で挙げたアドマイヤミヤビを筆頭に、社台系の良血馬はほぼセレクトセールからの入手となっている近藤氏。2億7000万円で競り落としたアドマイヤアゼリなど相変わらず羽振りはいいようだが、運否天賦では昔のような安定した活躍は期待できないのかもしれない。
先述したように仲違いをした武豊騎手は、今年もキタサンブラックで大阪杯(G1)を勝つなどすっかり輝きを取り戻している。また、ダーレーに引き取られたアドマイヤムーンも、今年の3月の高松宮記念(G1)で、ついにG1馬を輩出した。
ただ、アドマイヤ軍団だけが長いトンネルに取り残されている。やはり、日本の競馬界には決して「逆らってはいけないもの」があるということだろうか。これが「トンネル」ならば出口があるはず、アドマイヤ軍団の復活を期待したい。