【天皇賞(G1)回顧】武豊のキタサンブラックがディープインパクトのレコードを破って連覇達成!サトノダイヤモンドとの「世紀の対決」を制し現役最強宣言!
2強の一角サトノダイヤモンドは、そこからクビ差の3着に敗れた。
初の3200m、初の58㎏。しかも相手にキタサンブラック。超えるべきハードルは低くなかったが、有馬記念のラストで見せた前の馬をねじ伏せるような末脚は見られなかった。陣営が話していた通り、3200mは少し長いということなのだろう。
有馬記念の借りを返し、現役最強を高らかに宣言したキタサンブラック。ここからは「競馬界の主役」として、まずは宝塚記念での春古馬三冠。そして、その先には世界最強決定戦となる凱旋門賞が控えている。
サトノダイヤモンドとは、これで1勝1敗。真の決着は、秋の世界最高峰の舞台でつけられることとなった。