武豊騎手「不吉?発言」でキタサンブラック凱旋門賞失格!? あの「超名馬」と共通点が多すぎて……


もうお分かりだろう。2006年、すでに「日本近代競馬の結晶」として国民的スターとなったディープインパクトに関しても、武豊騎手は似たようなコメントをしている。

 06年の天皇賞・春を衝撃の「1000mスパート」で圧勝したディープインパクト。武騎手も「改めて驚きました」とコメントするほどの内容だったが、その勝利インタビューの際「海外の超一流馬との比較で、どうですか」という質問に「これ以上強い馬がいるのかと正直思う」と語っている。

 同じ天皇賞を勝利し、ディープインパクトとほぼ同じ発言を武騎手にさせるキタサンブラックの恐ろしさを感じさせるが、それと同時に「不安の声」も出ている。

 知っての通り、ディープインパクトはその秋凱旋門賞に挑戦したものの、3位入線に終わる。そして帰国後に禁止薬物イプラトロピウムが検出されたとして失格処分。さまざまな憶測や疑惑を生むこととなってしまった。

 あの時とディープインパクトと、現在のキタサンブラックの状況は相当に似通っており、天皇賞を「レコード勝利」という点まで同じだ。その上「これ以上強い馬がいるのか」発言……。

 共通点が多いだけに少々不安になってしまうが、キタサンブラックは今後どのような道を歩むのだろうか。武騎手の夢である凱旋門賞制覇を成し遂げる瞬間を見たいが……。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 11:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS