武豊「ノーステッキ」でドウデュースの再現!? 格の違い見せた「久しぶりにこの馬らしい走り」…大本命の川田将雅は力負けの馬券圏外

武豊騎手 撮影:Ruriko.I

「こうやって答えが出たので、JBC(クラシック)に帰ってきたいと思います」

 1年7か月ぶりの復活を遂げたパートナーに武豊騎手も確かな手応えを感じたようだ。

 12日、佐賀競馬場で行われた第51回佐賀記念(G3)は、武豊騎手の騎乗したノットゥルノ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)が優勝。22年のジャパンダートダービー(G1)を制して以来、1年7か月ぶりとなる勝利の美酒だった。

武豊騎手×ノットゥルノが格の違いを見せつける大楽勝

 12頭立てで争われたダート2000mのレース。先手を主張したメイショウフンジンがハナに立ち、単勝1.7倍の大本命に支持された川田将雅騎手のグランブリッジが、内からこれを見る形。8枠11番からスタートしたノットゥルノは先行集団の外目を楽な手応えで追走する。

 向正面あたりからペースについていけずに脱落していく馬がいる中、徐々にポジションを押し上げていった武豊騎手とノットゥルノのコンビは、最終コーナー手前で先頭に躍り出る強気な競馬。馬券圏外に敗れた大本命を尻目にノーステッキで2着キリンジに4馬身差の大楽勝を決めた。

「ずっといい手応えで進んでいましたし、2周目に入ってからも抜群の手応えだったので、久しぶりにこの馬らしい走りだなと思いながら乗っていました。斤量は他の馬よりも重たかったのですが、体も大きな馬ですし、結果的には全く問題なかったですね」

 自身も前回の佐賀記念優勝は、2011年のメテオロロジスト以来13年ぶり。今年のJBCクラシック(G1)は、佐賀競馬場で開催されることもあり、強豪が集まる秋の大一番での活躍を誓った。

「地方交流重賞で圧倒的な好成績を誇る川田騎手のグランブリッジに1番人気こそ譲りましたが、ノットゥルノも他馬より重い59キロの斤量を背負っていた関係でしょう。前走の東京大賞典(G1)で4着に敗れていましたが、格の違いを見せつけました。戦ってきた相手を考えれば、ノーステッキの楽勝も当然だったかもしれません。

ただノットゥルノもこの勝利をきっかけに復活する気配がありそうですよ。好調時の走りが戻ってきたなら、元々の実力は世代トップクラス。コーナー6回の小回りを懸念されたコース適性もバッチリでしたし、本番の好走を十分に予感できる内容でした」(競馬記者)

 また、武豊騎手とのコンビで復活といえば、昨秋のドウデュースが印象的だった。前走のジャパンC(G1)を4着に敗れた後の有馬記念(G1)を制して完全復活。昨年に無念の回避となったドバイターフ(G1)でのリベンジに向けて爪を研いでいる。

 ジャパンダートダービーを優勝しているノットゥルノもダートの“ダービー馬”。前走4着からの復活勝利という共通点もある。金子真人オーナーの勝負服をまとった武豊騎手を背にカネヒキリのような活躍に期待したいところだ。

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