リスグラシューに武豊が「背を向けた」……エリザベス女王杯の鞍上空転も、もし勝利すれば「正妻」大ピンチ?
頼もしい相棒だった武豊騎手が、敵に回ってしまったリスグラシュー。同馬にはこれまで武豊騎手以外では、戸崎圭太騎手、中谷雄太騎手のふたりが騎乗しているが、陣営はG1初戴冠を目指すため誰に託すことになるのだろう。
「戸崎騎手は阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)で2着に導くなど実績は十分ですし、可能性はあるでしょう。あと考えられるのは、短期免許で来日する外国人騎手ではないでしょうか。リスグラシューの馬主は外国人騎手を重用するキャロットファームですからね。好走はするものの、G1では”勝ち”という明確な成績を収めることができてはいないリスグラシューのために、外国人騎手に騎乗を依頼することも十分ありえます。
ですが、もし武豊騎手以外の騎手でリスグラシューが勝利を収めてしまえば、彼の手元には手綱が戻らない可能性も……。色んな意味で、武豊騎手は敗けられない戦いを強いられることになるでしょう」(競馬誌ライター)
これまでの味方が敵に回るのは武豊騎手にとっても同じということか。スマートレイアーの引退の花道を飾るという意味以外でも、武豊騎手にとって今年のエリザベス女王杯は正念場になりそうだ。