R.ムーア騎手「ゴタゴタ事情」に怒り爆発!? 有馬記念(G1)サトノクラウンが前走ジャパンCで大敗した「真相」は英国人の”手抜き”仕上げ?
まるでそれを証明するかのように、14日に行われた有馬記念の1週前追い切りでは、5ハロン65.6秒、ラスト11.5秒と”キレキレ”だったサトノクラウン。
場所がポリトラックコースに替わったとはいえ、今回は今週末の阪神C(G2)に出走を予定のキャンベルジュニアと併せ馬を行い、しっかりと併入している。堀調教師が合格点を出すほどの、見事な変わり身といえるだろう。
事前から、有馬記念に「出るかはわからないが、出るとすればムーア騎手」と異例の”事前指名”を行っていたサトノクラウン陣営。その裏には、2度目の正直に賭けるムーア騎手の「タダでは帰れん」という”熱望”があったことは想像に難しくない。
ジャパンCの大敗により大手競馬ポータルサイト『netkeiba.com』の予想オッズではキタサンブラック、スワーヴリチャード、シュヴァルグランの「3強」どころか、宝塚記念で実力の差を見せつけたはずのミッキークイーンに抜かれて、単勝5番人気に甘んじているサトノクラウン。
だが、今回の有馬記念”滑り込み”出走は、単に同世代の盟友キタサンブラックとの最後の思い出作りに来たというわけではなさそうだ。