【チューリップ賞(G2)展望】武豊と新コンビ結成マウレアが「2歳女王」ラッキーライラックに挑戦状!王道・桜花賞トライアル開幕!
デビュー戦、白菊賞(500万下)を連勝して挑んだ昨年末の阪神ジュベナイルFでは、最後の直線で一度は先頭に立つ積極的な内容。最後は同じ勝負服のラッキーライラックの末脚に屈したが、3/4馬身差ならば十分に逆転は可能なはずだ。
栗東の坂路で行われた1週前追い切りでは、併せ馬を3馬身置き去りにする圧巻の走り。藤岡健一調教師も「雰囲気がいい」と状態に自信を持って送り出せそうだ。鞍上は主戦の川田将雅騎手。ここで2歳女王に借りを1つ返しておきたいところだ。
順当に行けば、上記2頭の一騎打ちが濃厚。だが、気になるのは阪神ジュベナイルFで3着だったマウレア(牝3歳、美浦・手塚貴久厩舎)が、2月のクイーンC(G3)で敗れてしまったことだ。
昨年末の阪神ジュベナイルFで4着以下に2馬身半という明確な差をつけたのが、勝ったラッキーライラックと2着のリリーノーブル、そして3着馬のマウレアだった。3者のタイム差は0.2秒しかない。
そういったこともあって、前走のクイーンCでは1番人気に支持されたマウレア。しかし、最後の直線で本来の伸びを欠くと5着に敗戦。阪神ジュベナイルFのレースレベルに疑問が生じる内容となった。