やはり今は女の時代!? 世界中で猛威を振るう「3歳牝馬」たちに熱視線!
各国でダービーやオークスに相当するレースが徐々に終了しており、今年も強い3歳牝馬が出現している。
日本ではジュエラー、シンハライト、そして牡馬混合のNHKマイルカップを勝ったメジャーエンブレムと秋も楽しめそうなメンバーが揃っている。
北米ではケンタッキーオークスを熱発で回避したSongbird(ソングバード)が復帰初戦のサマータイムオークス(G2)を実況も「perfect performance!」と伝える圧勝で飾った。
現在8戦8勝。8戦の合計着差は実に42馬身半。ハイペースで先行し、4コーナーで持ったまま先頭に立ち、直線で手綱が動かないまま後続との差を離すというレース振りにつけられたレーティングは、120ポンド。アメリカはここから夏場にかけても3歳牝馬路線が充実している。
ケンタッキーオークス後にニューヨーク牝馬三冠(エイコーンS、CCAオークス、アラバマステークス)がある。既に1冠目のエイコーンSは終わっており、そこではケンタッキーオークス馬のCathryn Sophia(キャサリンソフィア)が3着に敗れる小波乱があった。ソングバードは残りの2冠を走る可能性が高そうだ。
以下の7戦を走るのではないかと言われている。
7/24 CCAオークス(G1/ダート1800m/3歳牝馬限定)
8/20 アラバマステークス(G1/ダート2000m/3歳牝馬限定)
9/24 コティリオンステークス(G1/ダート1700m/3歳牝馬限定)
全て牝馬限定戦という事を考えると、ブリーダーズカップクラシック(ダート2000m)ではなくディスタフ(ダート1800m/牝馬限定戦)の可能性の方が高いだろう。牡馬と戦う姿も見たいが、今年は牝馬限定戦で圧勝を繰り返すシーンを見続けることになるかもしれない。