日本ダービー「後」は目黒記念(G2)で至高の「陣営激アツ情報3点勝負」! 「不安」な人気馬も?
ここまで好走が期待できる馬たちをあげてきた。だが、それらの話を聞く過程で、今回は厳しい戦いになるだろうと見られる馬たちの話も聞こえてきた。
「昨年の覇者であるフェイムゲーム(美浦・宗像義忠厩舎)は、陣営がしきりに斤量を気にしていたね。出走馬の中で一番重い59kgを背負うのだから、それも当然だけど……。追い切りでもしっかりと走っていたので、それを苦にしない走りを見せてもらいたいところだ」(記者)
鞍上はC.ルメール騎手。昨年はダービーをレイデオロで制した後、この目黒記念もフェイムゲームで制覇。1日で重賞2勝という離れ業をやってのけた。昨年同様の活躍を見せることができるのか?
そしてもう1頭、ゼーヴィント(美浦・木村哲也厩舎)も陣営は渋い顔をしているという。
現場記者は「長期休養明け2戦目。骨折で崩した走りのバランスは良化しているね。だけど、母馬シルキーラグーンはスプリント戦線で活躍した馬。血統的に今回の距離は長すぎる気がする」と語る。また「陣営は『(ゼーヴィントが)走ることに喜びが見いだせなくなっている気がする』と語っていたよ。ちょっと不安になるよね」と明かした。
馬と100%気持ちを通い合わせることは不可能だ。あくまで感覚の話だが、気になるのは確かだろう。
今回はチェスナットコートを軸にパフォーマプロミス、ブライトバローズの馬連で勝負をかけたい。ダービーともども的中させて、平成最後のダービーデーを笑って終わりたいものだ。