宝塚記念(G1)サトノダイヤモンド「池江の泣き」は復活のサイン!? 奇跡の大逆転へ「怪物」オルフェーヴルが起こした奇跡
だが最終的にゴーサインを出したのは、ファンの後押しだった。池江調教師は出走に関し「(ファン投票)1位の重みを感じています。今回、もし2位や3位だったら、早々に『秋に備えて(休養)』と考えていたところでした」と、ホースマンとして背中を押されたことを明かしている。
結果的に、オルフェーヴルは宝塚記念で劇的な復活を果たし「この馬が一番強いことをやっと見せることができた」と池添騎手は号泣。池江調教師曰く状態は「7割程度」であり、レース後「勝ったのを確認して、怪物だと思いました」と語っている。
果たして、苦境に喘ぐサトノダイヤモンドは、厩舎の偉大な先輩に続けるだろうか。宝塚記念3勝と「グランプリの勝ち方を知る男たち」が、再びファンの思いに応えるべく「第二の怪物」を送り出す。