宝塚記念(G1)福永祐一と大魔神「和解」の裏にアノ大物の心情!? 女傑ヴィブロスに課せられた「勝ち負け以上に重要」な使命とは

 24日に行われる宝塚記念(G1)で、ファン投票1位のサトノダイヤモンドに並ぶG1・2勝を上げているのが、女傑ヴィブロス(牝5歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 すでに秋華賞(G1)、そして昨年のドバイターフ(G1)を制しているヴィブロスだが、今回の最大の注目は何と言っても「大魔神」こと佐々木主浩オーナーと、福永祐一騎手のコンビが再結成されたことだろう。

 かつては飲み友達であり、固い絆で結ばれた戦友だった佐々木オーナーと福永騎手。実際に佐々木オーナーが上げた重賞10勝の内、福永騎手が秋華賞を始めとする4勝を上げるなど、自他ともに認める黄金コンビだった。

 しかし、昨年の宝塚記念(G1)の騎乗を巡って対立。それ以降、福永騎手が佐々木オーナーの所有馬に騎乗することは一度もなく、今回の宝塚記念がまさにちょうど1年ぶりのコンビが再結成となる。

「佐々木さんはレース前に綿密な作戦を立てるタイプで、昨年の宝塚記念の際もシュヴァルグランの作戦について、福永騎手とかなり深く話し合っていたそうです。しかし、いざレースが始まると福永騎手がまさかの逃げを打ち、佐々木さんは困惑。それで勝てればよかったんですが、8着惨敗となれば怒るのも当然でしょう。

さらにその時は佐々木さんも渋々納得したようですが、宝塚記念レース後の夜に福永騎手は川田将雅騎手を連れ立って、親交が深い市川海老蔵の家へ。それが佐々木さんに伝わり『こんな大事な日の夜に、何やってるんだ』と堪忍袋の緒が切れたそうです。

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