「武豊→モレイラ」も効果ナシ? エリザベス女王杯(G1)リスグラシューの戦いに影を落とす「課題」
「モレイラ騎手とのタッグも気になりますが、それよりもやはり今回は距離適性。リスグラシューは昨年のオークスでは5着、エリザベス女王杯も8着。2000m以上のレースではさほど活躍できておらず、これまでの実績からもマイルでこそ真価を発揮すると見られています。
父馬であるハーツクライは中長距離路線で活躍しているので、成長したことでこの父系の血が全面に出てくれればいいのですが、そうでないならば芝2200mのエリザベス女王杯は厳しいと言わざるを得ませんね」(競馬記者)
「スポーツ報知」の取材に対し、宮内助手は「折り合いは良くなっていると思うので、(距離は)対応できると思います」と語っている。だが、それでも楽観視はできないのが現状だろう。
モレイラ騎手はリスグラシューを勝利に導くことはできるのか。マジックマンの手腕に期待したい。