JRA3歳ワグネリアンら「年内休養」で有馬記念(G1)回避……牡馬クラシック連対馬全滅、ハイレベルも「虚弱世代」の声
幸い、どの馬も大きなアクシデントではなさそうなので、来年の競馬を盛り上げてほしいところですが、本来なら今年の秋競馬を盛り上げる存在だっただけに寂しい限りですね」(競馬記者)
牝馬戦線に目をやってもアーモンドアイという大看板が健在なものの、春のクラシックを賑わせた2歳女王ラッキーライラックやリリーノーブルといったところがアクシデントによって、すでに戦線離脱……その結果、先日のエリザベス女王杯(G1)では、紫苑S(G3)を勝ったノームコアが人気を集めたものの5着に敗れている。
「セントライト記念(G2)勝ちなど、世代屈指の中山巧者ジェネラーレウーノも有馬記念出走を期待するファンが多かったんですが、どうやら来年のAJCCまで休養するようです。ダービー3着のコズミックフォースも年明けの中山金杯(G3)に回っています。
また、夏の上がり馬として菊花賞で注目されたグロンディオーズが屈腱炎、皐月賞2着馬のサンリヴァルが骨折、春のクラシックを賑わせたキタノコマンドールも復帰のメドが立っていません。今年の3歳は素質の高い馬が多い楽しみな世代ですが、関係者からは『全体的に虚弱な印象がある』という声も聞かれていますね」(同)