【チャレンジC(G3)展望】JRA「大器」レイエンダ出陣! 「強豪弟」エアウィンザーら飛躍狙う強豪集結
1日に阪神競馬場でチャレンジカップ(G3)が行われる。来年以降の飛躍が期待できる若駒から、実績の十分の古馬まで楽しみなメンバーが出走を予定。この出走予定馬の中から注目馬を紹介する。
デビュー戦後、鞍上のC.ルメール騎手から「来年のチャンピオンになれる」と最大級の賛辞が送られていたレイエンダ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)。
早くからその素質が評価されていたレイエンダだが、膝の骨折が発覚。長期離脱を余儀なくされ、クラシックを棒に振ってしまう。その後、復帰を果たすと500万下を危なげのない走りで勝ち、続く1000万下での古馬とのレースも快勝。その才能が色あせていないことを証明してみせた。
そして秋は夏の上がり馬としてセントライト記念(G2)に出走。単勝1.9倍の1人気に支持され、重賞初制覇が期待されるも、前で競馬をしたジェネラーレウーノを捉えきれずに2着。はじめての敗戦を喫している。
21日には、美浦の南ウッドコースで1週前追い切りを行い、4F56.3-13.0秒をマーク。藤沢厩舎らしく目立った時計ではないものの、津曲助手は「阪神2000は脚質的に向きそうですし、体調も変わらずきているのでここも先々に繋がるような好レースをしてもらいたいです」と調整が順調なことをアピール。前走は、勝ち馬にペースを握られたためだと敗因を話し、「最後までしっかり差を詰めて、力のあるところを十分見せてくれました」と、期待を隠さなかった。
来年以降に飛躍するためにも、一線級の古馬たちと渡り合えるところを見せてもらいたい。