アーモンドアイ「凱旋門賞」出走に暗雲!? 「超新星」出現でシルク代表明言せず「ルメール争奪戦」に敗れれば……
サートゥルナーリアが昨年末のホープフルSを勝った際、キャロットファームの秋田博秋社長が「(母の)シーザリオもアメリカンオークスを勝って、世界に行っても良い精神力がある。順調にダービーまで行けば『その先は世界へ』という話にもなってくる」と、海外遠征の可能性を示唆。
アーモンドアイと同じスピードに秀でたロードカナロア産駒だけに、仮に春二冠で結果を残したとしても、最終関門となる10月の菊花賞(G1)の3000mに挑むかは微妙なところ。この時期にクラシック戦線から”離脱”するのなら、当然凱旋門賞は選択肢の1つに挙がるはずだ。
「そりゃあ、凱旋門賞は自分にすれば最も挑みたいレースだよね」
そう希望を語った国枝栄調教師を始め、すでに歴代最強牝馬と呼び声高いアーモンドアイの凱旋門賞挑戦を熱望する関係者やファンの声は大きい。ただ、この春にサートゥルナーリアがアーモンドアイに並ぶようなパフォーマンスを見せれば、「日本代表」の形勢が逆転する可能性もありそうだ。