JRA金鯱賞に有力馬が集い「まるでG1レース」!? ペルシアンナイト、アルアイン、リスグラシュー、そしてエアウィンザーら中長距離の強豪が大激突!
そのペルシアンナイトの対抗馬といえるのが、アルアイン(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。
昨年は、2着に終わった京都記念(G2)をステップに、大阪杯でG1競走2勝目を狙うも、勝ち馬からは0.2秒差の3着と涙を飲んだ。その後、QE2世C(G1)を5着として春競馬を終えると、秋はオールカマー(G2)2着、天皇賞・秋(G1)4着、マイルチャンピオンSで3着。勝利をあげることはできなかったものの、いずれも掲示板を確保する安定感ある走りを見せている。
中長距離では屈指の実力を誇るアルアインが、昨年とは違うローテーションで大阪杯優勝を狙う。
2018年のJRA最優秀4歳以上牝馬に輝き、さらなる飛躍が期待されるリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)もここから始動する。
G1競走で4度も2着に入る惜しい競馬を続けていたリスグラシュー。しかし、昨秋にJ.モレイラ騎手とのコンビでエリザベス女王杯(G1)を制覇。悲願のG1初勝利を達成した。
そしてリスグラシューは、モレイラ騎手のコンビを継続して香港ヴァーズ(G1)に挑戦。3角から進出し、一度は先頭に並びかけるも、クビ差振り切られ2着。2度目のG1勝利は翌年に持ち越しとなった。ここで今後につながる走りを見せてもらいたい。