JRAフェブラリーS「楽逃げ」インティは第二のキタサンブラック!? 武豊「激流必至の差し馬天国」発言も史上2番目スローに再燃する”あの”疑惑……

「戦前の予想ではインティより(スタートが)速そうな馬が何頭かいたんですが、誰も競り掛けませんでしたね。特に抜群のスタートを決めたサンライズソアが、そのままハナを主張しなかったことには驚きました。昨年は逃げで重賞2勝、JBCクラシック(G1)でも3着に粘った馬なんですが……」(同)

 武豊騎手があっさりハナに立ち、誰も競り掛けて来ず、そのまま逃げ切り勝利……。
 そうなるとファンが思い出すのは、やはり一昨年の年度代表馬キタサンブラックの存在だろう。

 主に武豊騎手を主戦に据え、「逃げ」でJRA最多タイ記録となるG1・7勝を上げたキタサンブラック。その雄姿を記憶しているファンも多いだろうが、この馬は人気なって勝てば勝つほど「何故、誰もキタサンブラックに競り掛けないんだ」ということが話題になった。

 また、演歌界の大御所・北島三郎がオーナーだったことや、多くのレースで1枠1番を始めとした”絶好枠”を引き続けたことで、JRAを始めとした競馬界全体が「キタサンブラック&武豊」というスターを作り上げようとしているのでは……などという都市伝説まで、まことしやかに囁かれたほどだ。

 そんな”曰く付き”の名馬の活躍を知るファンからすれば、今回のインティの絵に描いたような「楽逃げ勝利」にキタサンブラックの姿を彷彿とさせたファンも多かったようだ。

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