JRA中山記念(G2)「不運」M.デムーロに悪夢再び!? 天皇賞「出遅れ惨敗」スワーヴリチャードに過る昨年の大失態
「去年の中山記念にマイルCS(G1)を勝ったペルシアンナイトで挑んだデムーロ騎手ですが、単勝2.1倍の1番人気に推されたもののスタートで出遅れ……。レースは開幕週らしく前に行った馬同士で決着し、後方から上がり最速の末脚で追い上げたペルシアンナイトは5着に敗れました。
スワーヴリチャードも昨年の天皇賞・秋で大きく出遅れてしまうなど、スタートに不安のある馬。人気になることは確実ですが、昨年の”悪夢”が再来しないといいんですが」(同)
無論、陣営もスワーヴリチャードのスタート難は気にかけており、この中間は何度もゲート練習を重ねるなど念入りに調整。『スポーツ報知』の取材に「駐立がしっかりできている」と手応えを語っている。
昨年、怒涛のG1・3連勝で締めたデムーロ騎手だが、6月のユニコーンS(G3)勝利から10月のスワンS(G2)まで約4カ月間、重賞連敗を経験するなど波の粗さは相変わらず……。現在は”潜伏状態”だが、ここできっかけを掴めるか。
「ここで頑張ってくれない限り、(ドバイは)見えてこない」
陣営がそう語っている通り、中山記念後にはドバイシーマクラシック(G1)の出走が予定されているスワーヴリチャード。”日本代表”として、ここは格好をつけておきたいところだ。